豚コレラの感染が広がってから何度もニュースで見ている人も多いと思います。豚コレラの感染が中々終息に向かわずにテレビやネットのニュースではついに!!ワクチン接種が!と騒がれています。

豚コレラとは?

豚コレラは豚といのししがウィルス感染によってかかる病気です。日本で最初に感染が確認されたのは明治20年ごろまでさかのぼり、その後も昭和7年、平成4年と何度も感染が確認されては拡大を抑え終息させてきました。日本に限らずアメリカなどでも幾度と無く発生しています。

豚コレラにかかった豚を食べたら?

豚コレラにかかった豚を調理して食べても人間が感染することはありません。でも豚コレラにかかった豚は殺処分されてしまいます。

豚コレラにワクチンを接種するとどうなるの?

豚コレラのワクチンがあるなら、早くワクチンを接種すればいいのでは?と思いますが、世間では大きな決断がついに!!と言った形で取沙汰されるのはなぜだろう。

その理由は、ワクチンを接種してしまうと日本は豚コレラ清浄国から非清浄国へと格下げになってしまうからです。非清浄国となってしまうとアメリカやヨーロッパへの輸出が難しくなったり、相手の国次第では輸出を禁止されてしまいます。一方で現在、非清浄国である韓国などからは今まで豚の輸入を制限できていたものが、逆に圧力がかかってきて輸入しないといけなくなる可能性もあるからです。